「分散投資」の必要性が叫ばれている現代。
仮想通貨は比較的新しい投資対象ではありますがその歴史はもう10年以上にもなり、分散投資の対象としてしっかりと捉えられ始めていますね。
そんな中、ここ数年で取り扱いが始まった「暗号資産レンディングサービス」は、今までになかった「仮想通貨でインカムゲイン(株の配当のようなイメージ)を得ることができる」と注目を集めているサービスです。
- 仮想通貨を貸す
- 代わりに利子を受け取る
という仕組みでインカムゲインが生み出されるため、重要になってくるのはどのくらいの年利がついてるのかという点。
今回の記事では、業界内でも受け取れる年利が高いと話題になっている「PBRレンディング」についてご紹介していこうと思います。
PBRレンディングとは
まずは、PBRレンディングの基本的な部分について解説していきます。
PBRレンディングとは、ファイナンシャル事業を手がけている「Notting Hill TOKYO」により提供されている仮想通貨レンディングサービス。
5種類の預け入れ対応通貨全てで、脅威の年率10%越えを実現している業者です。
下でも後ほど詳しく解説しますが、
- 一定期間、保有している仮想通貨を貸し出す→量に応じた利子を受け取ることが可能
- 他の業者と比較して、年利設定が高額
という点が魅力。
年利が高額であるということは受け取れる利子もそれだけ多くなりますので、私たち投資家にとっては非常に有利な環境であることが分かるかと思います。
PBRレンディングの取り扱い通貨と年利
2023年6月現在、公式サイトで確認できる各通貨の利回りは以下の通りです。
2023年6月現在の年利
通貨 | 年利 |
---|---|
BTC(ビットコイン) | 10% |
ETH(イーサリアム) | 10% |
USDT(USテザー) | 10% |
ADA(エイダ/カルダノ) | 10% |
USDC(USコイン) | 10% |
プレミアムプランに加入すると、最大12%の高年利に!
しかし、無料プランでも十分すぎる高利回りだといえますね。
PBRレンディングの特徴とメリット
暗号資産レンディングサービスを始めるにあたり、取引所としてPBRレンディングを利用することで以下のようなメリットがあります。
①年利(受け取れる利子)が、他取引所と比較して高い
PBRレンディングの特筆すべきメリットとして、上で紹介した通り他の取引所と比較して高い年利が挙げられます。
このサービスを活用することで、より多くの利益を見込むことが可能になります。
たとえば、ある仮想通貨を他の取引所で保有していたとします。そこでレンディングに出した時の年利が1%であっても、PBRレンディングなら10%超え。
要するに、年利1%の取引所と比較すると最大で10倍とい高い利率で利子を受け取ることができるんです!
同じ金額で同じ期間預けたとしても、他社を使うか・PBRレンディングを使うかで大きな差ができることがお分かりいただけるかと思います。
②2つのプランから選べる(無料プランあり!)
PBRレンディングでは、ユーザーのニーズに合わせて2つのプランから選ぶことができます。
- 無料プラン
- 有料プラン(プレミアムプラン)
まずは無料プランから始めてみるのが良いと思います。
経験を重ねて「もっとPBRレンディングを有効活用したい!」という投資方針になったら、有料プランを検討する流れでも十分でしょう。
③送金・返還の手数料無料
PBRレンディングは送金・返還の手数料無料という点にも魅力がありますよね。
通常、仮想通貨レンディングの取引所では諸々の手数料が発生しますが、PBRレンディングにはこれらが発生しません。
手数料は少額といえど、塵も積もれば山となります。そのため、手数料が発生しないという点も嬉しいポイントですね!
PBRレンディングで発生する手数料は「ネットワーク手数料」のみとなっています。
通貨 | ネットワーク手数料 |
---|---|
BTC(ビットコイン) | 0.0005 BTC |
ETH(イーサリアム) | 0.00625 ETH |
USDT(USテザー) | 1ADA |
ADA(エイダ/カルダノ) | TRC-20:1 USDT ERC-20:35 USDT |
USDC(USコイン) | TRC-20:1 USDC ERC-20:35 USDC |
手数料が1種類しかないため、投資家側からも分かりやすく計算もしやすい点はありがたいです。
PBRレンディングを利用する際の注意点
高年利で注目を集めているPBRレンディングですが、利用前に知っておきたい注意点も存在しています。
始めた後に「こんなの知らなかった」とならないようにするためにも、事前に利用する際の注意点を確認しておきましょう。
①利率の変更がかかる可能性がある
PBRレンディングの年利は、市場の動向により変動する可能性があります。
高い年利が期待できる一方で、市場状況により年利が下がることもあります。
そのためレンディングを始める前には「今後年利は下がる可能性がある」ということを踏まえたうえで柔軟な対応ができるよう備えておきましょう。
②預入期間中に、仮想通貨そのものの価値が変動する可能性がある
レンディングを行っている期間中でも、仮想通貨そのものの価値が変動する可能性があります。
これはPBRレンディングだからという訳ではなく、仮想通貨投資すべてに言えることになります。
もし価値が下がってしまった場合、年利で得た利益以上に原資が減少してしまう可能性もありますので、下落の可能性も含めて長期での運用計画を考えておきましょう。
まずは無料プランからでOK!暗号資産でインカムゲインを獲得しよう
暗号資産でインカムゲインを狙っていくためには、メリット・デメリットを踏まえて自身の資産運用戦略に合わせてPBRレンディングを活用することが大切です。
PBRレンディングには2つのプランがありますが、まずは無料プランからでOK。
効率よく暗号資産を増やすためにも、ぜひPBRレンディングを分散投資の一環として取り入れてみてくださいね。
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